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職人不足と若手職人

       

 

 

最近、ロボットが接客を担当する店舗が増えてきましたね。近づいてみると、感じの良い声で迎えられ、なんだか楽しい気分になりました。技術革新は驚くべきものであり、未来がどのように進化するのか想像するだけでワクワクします。

ただ、一方で、「ああ、これも人手不足の一面なのかな」と思ってしまいました。私たち塗装業界でも「職人が足りない」という話をよく耳にします。今回は職人不足と塗装業界の未来について考えてみたいと思います。

 

職人不足の現状は?

 

現在、日本では少子化による労働人口の減少が社会問題となっています。建設業界もその影響を受け、職人不足が深刻化しています。株式会社帝国データバンクの調査によれば、建設業の64%が従業員不足に陥っていると報告されています。厚生労働省のレポートによれば、塗装工事業の従業者数は約10年で3万人近く減少しており、深刻な状況にあります。一方で、リフォームやリノベーションの需要が増えているため、塗装の需要は増加傾向にあります。しかし、職人不足が解消されなければ、施工の質が低下する可能性があります。

 

職人不足の原因は若手不足

 

なぜ職人が減少してしまっているのでしょうか? その最大の原因は、若い世代が建設業界に進まないことです。職人の年齢層は上昇しており、多くの会社で40・50代のキャリア20・30年の職人が中心になっています。この熟練の職人は施工面でプラスになる一方で、彼らが引退してしまうと若手不足が深刻化します。建設業界全体に共通する問題として、まだまだ「きつい・汚い・危険」といったイメージが若い世代に根強く残っていることが挙げられます。また、一定レベルの技術を身に付ける途中で途中で諦める若者も多く見受けられます。職人としての技術を磨くためには、塗装技術だけでなく、日々進化する塗料の知識や、お客様とのコミュニケーション能力も必要です。これらを身に付けるためには、適切な指導や教育が欠かせません。

 

若者の職人への関心が高まっている理由と未来への展望

 

近年、建設業界全体での職人不足や高齢化が深刻化していますが、一方で若い世代の間で” 職人 ”への関心が高まっていることをご存知でしょうか?

若者たちは「自分の技能で評価されたい」「自分にしかできない仕事につきたい」「人の心を動かす仕事がしたい」「業界の将来を自分がかえたい」といった思いから、職人という仕事を見直し始めています。

現代は何でも手に入る時代であり、人と人とのつながりが薄れています。だからこそ、自分の手で何かを生み出し、人の顔が見える仕事にやりがいを見いだそうとする若者が増えているのではないでしょうか?

塗装職人はまさにこうした思いに応えられる仕事だと言えます!

 

 

職人を自社職人に育てる取り組み

 

 

若者が建設業界に進む際のハードルを下げるため、私たちは日雇いではなく、職人を自社職人に育てることに注力しています。

自社職人はお客様へのサービス向上に寄与するだけでなく、職人自身にも多くのメリットがあります。

・ 収入が安定する ・ 多様な仕事経験ができる ・ 職人仲間と共に技術が高まる ・ 仕事が途切れないため、モチベーションが高まる ・ 会社でスケジュール管理をするため、工期を守り仕事に集中できる etc…

これらのメリットはキリがないほどあります。新人にとって働く喜びや向上心、信頼関係のある環境を提供することは、真の職人になるための大きなバックアップとなるでしょう。

 

外国人労働者の重要性

 

若者を全力でサポートすると同時に、私たちは外国人労働者の可能性を探っています。

今年4月に改正入管法が施行され、外国人労働者の受け入れが拡大されました。

建設業界では最大4万人の受け入れが予想されています。私は海外旅行が趣味で、これまで40カ国以上の国を訪れてきました。

現地の方との思い出は星の数以上にあり、高いモチベーションを持って日本に来る外国人労働者が多いと聞いています。

また、彼らと接することは、当たり前のように仕事をしていると忘れがちな気持ちを思い出させてくれるような気がします。

このような考えから、外国人労働者受け入れに前向きに考えてきましたが、課題も多く見えてきました。

しかし、日本の若者が職人の仕事に興味を高める手助けになる可能性も秘めていると感じています。このような思いを絶やさず、小さな一歩でも未来に向けて前進していきたいと改めて決意しています。

私たちが塗装業界の未来を拓いていけば、お客さまの家と笑顔を守っていくことが可能になります。

 

 
 
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